鬱との遭遇

2016年11月から2017年5月まで鬱病で休職していました。なぜ自分が鬱病になったのか、今だからこそ原因が分かりストレスに上手く対処出来ています。今、鬱で苦しむ人を少しでも助けたい、という思いでブログを綴ろうと思っています。

なぜ鬱病になったのか?

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今だからこそ、分かります。

 

それは私自身の性格に起因していると思います。自分をどう分析しているか?自分がどういう人間か?を少し記載します。

 

【1】人見知りとリーダーシップ

小さい時から比較的人見知りでした。にもかかわらず、近所の子たちと遊ぶ時は自分がリーダーでした。同級生と遊ぶと気を使い、あまり好きではありませんでした。近所の子=自分より年下の子たちです。引っ込み思案で大人しかった記憶があります。そういった中で、大学生では自分でサークルを立ち上げて代表をしていました。この一見矛盾する(引っ込み思案とリーダーシップ)自分の性格を ふと認識するようになりました。あるコミュニティでは自分が中心でありたいという思いと、既に出来上がったコミュニティでは自分を出せずにいました。

 

【2】常識は嫌い、自分の尺度

就職活動時は就職氷河期でした。同級生は公務員試験勉強や大企業に内定を得るべく業界、会社分析など色々と力を入れて活動していたのを覚えています。そんな彼らを横目に私はほとんど就職活動をしませんでした。大企業に行って何の意味がある?大企業に入ったら幸せなのか?偉いのか?素晴らしいのか?人生のゴールは大企業に入ることなのか?と…

大学4年の2月に大学のキャリアセンターに行き、OBが社長のベンチャー起業を紹介頂き、そこに入社することになりました。面接も他企業と異なり、楽しかったです。それにこの人たちと一緒に仕事をしたいと思いました。どこで(企業)仕事をするかより、何を、誰とするかの方が大切だと思っていました。今はそのベンチャーから転職し2,000名規模の企業に在籍しております。なので転職後は大きなカルチャーショックがありました。ベンチャーでは、新規営業をしており、顧客セグメント、対象地域、ターゲッティング、セールスアプローチ方法、値引きに関してまで 全て自分で決め、自発的に仕事をする環境でした。(これは自分に合っていました)ただ現在は例え小額であっても、多くのプロセスがあり時間と無駄な労力が発生しています。それだけではなく、社内営業とも言えるような社内調整もあったり… 結果だけが自分の評価に繋がらないという側面も感じました。なお、転職した理由は、当時結婚する直前だったこと、各地を転々と長期出張するスタイルだったので別のスタイルの営業をしたいと思ったからです。

 

上記より、

「自分の尺度や考えをしっかり持っているにも関わらず、気を使い過ぎてそれを上手く表現出来ずにいる」そういった両面ある性格だと考えてます。後者の自分の考えをセーブしてしまうことが、自分へのストレスになっていたのだと思ってます。

 

仕事面では、責任感からヘルプの声が出せず、残作業に心悩ませ、仕事への自分の思いを伝えられず、精神のバランスが崩れて鬱病になったのだと思います。

 

復帰後の状況は次回以降に