鬱との遭遇

2016年11月から2017年5月まで鬱病で休職していました。なぜ自分が鬱病になったのか、今だからこそ原因が分かりストレスに上手く対処出来ています。今、鬱で苦しむ人を少しでも助けたい、という思いでブログを綴ろうと思っています。

休職中(前編)

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休職中は とにかく会社、仕事と距離を置くようにと保健師に言われました。

 

会社の携帯電話をオフにし、電話が鳴る恐怖を避け、社内メールも見ない。

それだけで気が楽になった記憶があります。

 

休職直後は、しばらく寝ていた記憶があります。

睡眠って大切なんだなと感じた時でもありました。

 

実は鬱病になって休職したと、すぐ家族には言えませんでした…

1ヶ月で復帰出来る、と思っていたこともあり…

 

また体調不良になったら?という恐怖心があり、1ヶ月で復帰なんて無理でした。

 

主治医の先生は とにかく焦らないこと、と優しく診察をしてくれた記憶があります。

 

11月は ひたすら寝て過ごしていました。

年末年始は 生活のリズムも崩れていた気がします。ただ それも直そうとはせずありのまま、自分の好きなように過ごしていました。

 

今思えば休職期間中何していたんだろ?

半年間の記憶って、実はさほどありません。。

 

ただ社会人になってよくある サザエさん症候群には当然ならなかったです。毎日が休みだったので曜日の感覚はなかったです。

薬も処方された通り飲んでいました。

 

12月頃から、知り合いがあるアパレルブランドを経営しており事務所で手伝いをすることになりました。

ちょっとした組立作業をしてました。ただ私自身は自分のPCを持参し、ネットサーフィンなどをして、その合間に組立作業をする、というだいぶ自由な過ごし方でした。

10時から16時まで知り合いの事務所に行き、それからはすぐ帰宅せず喫茶店で過ごしてから帰宅してました。

 

この時は、もう嫁に鬱病で休職したと伝えてあります。ただ子供には説明出来ず、後ろめたさから帰宅時間を遅くしていたのかもしれません。

でも休職していたからこそ、出来たこともあります。

 

子供が熱を出して小学校の保健室で寝込んでいる時に、すぐ迎えに行ったり、

平日の夕飯を家族で出掛けて食べに行ったり、

と平日遅くまで仕事していては出来ないことも経験出来ました。

 

何を大切にしないといけないか?(今回で言えば家族と過ごす時間)を感じることができた期間だったと思います。